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幻の野菜 のらぼう菜

幻の野菜「のらぼう菜」とても育てやすく、しかも日本一美味しい!

のらぼう菜育てやすく美味しい野菜「のらぼう菜」の種を会員の皆様に7月発行機関紙「かごしま年金受給者だより」と一緒に配布しました。なお、今回の配付対象支部は、鹿児島・西薩・大隅です。今回配付できなかった南薩・北薩・奄美大島支部の会員の皆様には来年配付を予定しております。種の確保が出来なかったため配付出来ませんでした。ご了承ください。

のらぼう菜の特徴と食べ方

 菜の花に良く似ているが、春先にとう立ちした花茎を摘み取り食す。おひたしをはじめ、花部分を天ぷらにしたり、茎部分にマヨネーズを付けたり、葉部分をさっと炒めて食べても美味しい。味は菜の花よりも苦くなく食べやすい。
 栄養価も高く、ビタミンA・Cのほか、鉄分、食物繊維なども豊富。
「朝、畑に行き摘んでいると、茎の辺りからキラキラと蜜が出てるんですよ」と丸尾政國さん。

種まき

エッセイ~「べらぼう」に美味しいのらぼう菜~

国立病院機構南九州病院院長 福永 秀敏先生通信より抜粋

春にしては驚くような雪が一日中降りしきっていた日(3月10日)の夕方、丸尾政國さんが「のらぼう菜」という、「べらぼう」に美味しい珍しい野菜をビニール袋一杯にして持って来てくれた。先ほどまできっと雪の中に埋まっていたのだろう、見るからにしゃきとして菜の花のような香りもする。待合室のところで、私が「菜の花の茎のようですね」というと、丸尾さんは「ぜんぜん違います」との一言。(中略)

この「のらぼう菜」という野菜、野良坊菜とも書き、やはりアブラナ科の一種で、江戸時代(天明・天保)の大飢饉を救った伝説の野菜ということである。
ものの本によると、「のらぼう」の前名である「ジャバ菜」という名前から類推してジャワ島経由のオランダ交易船が、江戸時代に日本に持ち込んだのではないかといわれている。

明和4年(1767)、幕府の関東郡代・伊奈備前守により、江戸近郊の天領の村々に配付されたシャバ菜の種が、その後いつのまにか「のらぼう」と名前を変えて、埼玉県飯能市、東京都青梅市(管地区)を中心とした東京西郊の山麓地帯に伝わったらしい。
近代になるとこの地区は都市化が進み、自家消費用野菜として細々と栽培されていたが、平成13年に「管のらぼう保存会」が結成され市場に出したところ、その味が評判を呼び、農協で販売されるとすぐ売り切れてしまうほどの人気ぶりだったという。

私もその夜、早速炒めるだけで、ごまだれと醤油をつけて食べてみたが、実に美味しかった。味も菜の花に少し似ているが、甘みが強く、その割には淡白で毎日でも食べられそうである。

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